今年で生産3年目を迎える加賀の紅茶。
2011年もすばらしい出来映えの地元の和紅茶が完成です!
そして本日、その発売記念として、
金沢・本多の森にある中村記念美術館の茶室にて
おもてなしイベントが行われました。
おなじみの、
お茶のあずま園の東さんより、
お声をかけていただき、わたしもお呼ばれしてきました。
お話をいただいたときから、会場が旧中村邸・茶室ということ、
そして人数が相当限定されていることもあって、
私なんかがノコノコと顔を出すような場ではないのでは?と
緊張しまくっていたのですが…
結果は予想をはるかに超えたなんともいえぬ厳かな雰囲気。
マスコミもいっぱい。
真っ赤な茶室の壁に、
見事な「喫茶去(きっさこ)/加賀の紅茶」の掛け軸。
そして落ち着いた和装姿のゲストの方々。
お点前とも呼べそうな理事長による紅茶のおもてなし。
お茶の文化が色濃い金沢の街で、加賀の紅茶をもてなす。
それはそれは果てしなく和に溶け込んだステキな紅い茶でした。
さて、今年の加賀の紅茶のお味は…。
特長である甘露飴を思わせる香りと甘みはしっかりあるのですが、
それがかなり上品に仕上がっています。
去年はもっと飴っぽさが全面に主張していたのに感じたのに対して、
今年のはさりげない飴っぽさとでもいいましょうか。
ほんのりといいましょうか。
迷わず今年の加賀の紅茶に軍配!!
森八さんでつくられたお菓子「秋の月」も
軽やかな甘みと紅茶のパウダーの効果でときどきふわっと鼻にぬける
紅茶の香りがなんともやさしくて、
相性ぴったりでした。
今日はとっても貴重な体験をさせていただきました。
加賀の紅茶、今年は生産量が増えたのですが、
この出来映え、またしても完売が早そうな気がします…