ブログトップ

ちぃさんの暮らしの手帖

chetea.exblog.jp

手作り紅茶テイスティング!

以前の記事でご紹介した「手作り紅茶」
あれからもう2週間が経ちます…
できたてを家族で一度ささっと味わって以来、
ずっと日々のことに追われていて、
なかなかゆっくり味わえず…
今日になってようやくじっくり向き合う時間ができました。

c0222952_15324764.jpg












3種類を比較しているのは、それぞれ発酵時間が異なるからです。
酸化発酵までの工程は現地で済ませてきたのですが、
そのあとは持ち帰って自宅で乾燥することになってました。
その晩は近くの主人の実家に泊まったのですが、
すぐに乾燥することができなくて…
その間も、茶葉はどんどん酸化発酵が進んでいきます。

なんとか夜遅くに1/3を乾燥。
翌朝1/3を、そしてさらに自宅に帰って残りの1/3を乾燥。
そんなわけで、発酵時間が違う3種類の茶葉が
合計100gできました!


紅茶は、「萎凋(いちょう)」という茶葉をしおれさせる工程でも
時間や環境によってできあがりが左右されるのですが、
酸化発酵の時間の違いでも、香りや味わいは変わります。
萎凋時間は調整不可能だったので、
どうせなら発酵度の違いを試してみようと、
あえて1/3ずつ乾燥させて発酵時間を変えたわけです。
(主人と私と娘の3人がそれぞれ揉んだ茶葉ですが、
揉み加減による違いが出ないよう、一度全部を均一に混ぜてから、
3等分しました。←抜かりなし!(笑))


さてさて、その違いは?(3g・150ml・4分)
かなりマニアックなレポートなので、
以下、興味のある方だけご覧ください(笑)

○香り…
発酵時間が短いものほど、立ち香が強い
(独特の青く若々しい香りとスモーキーな香り)

○水色…
発酵時間が短いものほど、淡く(オレンジ系)、
長いものは濃い。(烏龍茶系)

○味…
発酵時間が短いものほど、ライトで若々しく
長いものは、甘みとコクが増し奥行きを感じる深い味。

○茶殻…
発酵時間が短いものは焦げ茶で硬めの茶殻
長いものは赤茶系でやわらかめの茶殻。


とまあ、ざっくりこんな感じでしょうか。
和紅茶には和紅茶っぽい独特の香りや味わいがあるんですが、
それよりはむしろ世界三大紅茶である中国のキームンっぽい。
実はできたてを飲んだときから、
なんだかキームンっぽいな、とは思っていたのですが、
気になっていたので、比較ついでにキームンも淹れてみました。

c0222952_1957364.jpg











「やっぱり、香りや味わいの系統が同じ!」

等級がいろいろあるキームンですが、
今日はかなり上質な「超級キームン」を淹れたので、
スモーキーさは控えめで、蘭にたとえられるような
花の香りがふわっとする茶葉です。
そもそも、キームンは、同じ中国種の茶の葉を
丁寧に手作りでつくっている紅茶だから、
似ているのもうなづける気がします。

できたてを味わったときよりも、
深みやコクが増している気がするので
きっとこの手作り紅茶もキームンと同じく、
熟成期間をおくとどんどん変化していくのでしょう。

もちろん和菓子との相性はいいはずですが、
濃いめにいれて、
チーズケーキやチョコとのマリアージュを楽しむのもよさそう。
と決まったら、さっそく今日はチーズケーキでも焼こうかしら。

個人的な意見につき、
みなさまの参考にはならないかもしれませんが…
深イイ発見があった貴重なテイスティングでした!
[PR]
by chetea | 2012-07-14 08:51 | お茶 | Comments(6)
Commented by ジェイジェイ☆ at 2012-07-15 00:52 x
さすがちぃさん!!!!
と、率直に思いました(^O^)

一つ一つに愛着をもって、妥協をせず、とことん追及する。
そんなちぃさんを、いつもそっと尊敬の眼差しで見守っています☆

最近体調が思わしくなく…今日は肩凝りでダウン。
ちぃさんにメールの返信しなきゃと思っていたのですが、、
深夜になって復活したので、朝になったらメールします!!

それにしても、紅茶を手作りしちゃうなんて…
やっぱり『さすが!』の一言です!
Commented by chetea at 2012-07-15 06:25
>ジェイジェイさま

体調悪いの続くね。大丈夫?季節の変わり目だからなおさらかな。
私もここ数日、片頭痛サイクルに突入。せっかくの連休なのに。
お互い、身体をいたわりましょう。
さて、いつも応援してくれてありがとう。そんな友達の支えがあってこそ前に進めているというのは事実。折れそうになったり、葛藤したり、いろいろですが、いつもジェイさんのひとことで、背伸びせず自分らしくがいちばんだということに気づかされます。ありがとうね。
Commented by urushi-yoshiko at 2012-07-16 09:01
すごい!!
時間差発酵をされたのですね。
そっか!!ご家族で参加でしたから3倍の茶葉があったんだ♫♫
こんなことが出来るのは手作り体験だからですね。
私もすご〜く勉強になりました。
それから、「キームン」・・・なるほど
まだそんなに紅茶に詳しくないので銘柄まではわかりませんでしたが、
紅茶というより中国、台湾茶に似てるな・・・と思っていたんです。
なんかすっきりしました。
私もキームン飲んでみます。
Commented by chetea at 2012-07-16 20:03
>yoshikoさま

娘と主人はわけもわからず参加したという感じでしたが(苦笑)、 3人参加のおかげで茶葉100g。にんまりのわたしです。
そういえば、yoshikoさんの感想にも、中国茶っぽいと書いてありましたねえ。するどい!キームンはわたしの好きな紅茶のひとつです。ミルクティーにしてもなかなかいけますよ!ぜひおためしくださいませ。
Commented by 川本淳也 at 2012-07-17 08:34 x
とても興味深い記事でした!
自分の好みはじゃあ…こっちかな?と楽しく読ませて頂きました。
加賀の和紅茶は飲むことができた(とてもよい香りでした!)ので、次はキームンを試したいと思います。
今度、穴水へ茶摘み体験行ってきます。
楽しみです‼
Commented by chetea at 2012-07-17 12:48
>川本さま

川本さんのそのフットワークの軽さと、興味があったらすぐ動くという行動力、見習いたいです。本当にすばらしい!!
このマニアックな記事に興味をもってくださって、とても嬉しく思ってます。ありがとうございます!暑い中での茶摘み、熱中症にはくれぐれもお気をつけて。
<< 遅めのランチ・紅茶味 ちぃさなお茶会 >>